【期間限定特別オファー】Microsoft Teams と Dynamics 365 Marketing を活用して、参加者をロイヤルティの高い顧客に転換

本投稿は米国時間7月19日付のブログ投稿の日本語抄訳です。内容に齟齬がある場合、原文を正とさせていただきます。

変化、適応、成長。これは、ビジネスへの取り組み方の変化を余儀なくされたこの 15 か月の間に、私たちが向き合ってきた言葉です。新型コロナウイルス感染症の拡大による分断や制限に対応するために、私たちは「ニューノーマル」という世界に足を踏み入れることになりました。消費者の視点として、マイクロソフトへの期待はさらに高まっています。ビジネスを成功させている組織は、変化し続ける顧客の期待に応えるために、常にこの「変化、適応、成長」のサイクルを実践しています。特に、カスタマーエクスペリエンスとオンラインイベントの向上にはこのサイクルが活用されます。専門家の多くは、徐々に対面形式のイベントに戻っていくと思われるものの、オンラインイベントへの注目が下がることはないと見ています。そしてそれがカスタマーエクスペリエンスを向上させる新しい魅力的なチャンスとなります。

こうしたチャンスを企業の皆様がつかめるようにするために、マイクロソフトは Microsoft Teams と Microsoft Dynamics 365 Marketing の統合を強化することを発表しました。

そして、Office 365 E3/E5 または Microsoft 365 E3/E5 の商用サブスクリプションを最小購入数の 100シート以上所有する Microsoft Teams ウェビナーのお客様向けに、特別オファーをご用意しました。このオファーでは、この統合をご利用いただけるように、サブスクリプションに Dynamics 365 Marketing が 6 か月間無償で追加され、最大 10,000 件の連絡先に対してパーソナライズしたメールを配布したり、カスタマージャーニーへのエンゲージメントを行い、関係を構築することができます。この特別オファーの提供期間は、2021 年 12 月 31 日までです。オファーの詳細や利用条件については、こちらをご確認ください。 (※最小購入数が300シートから100シートに変更になりました。2021年9月17日追記）

顧客の獲得とロイヤルティの醸成

この新しい Teams のウェビナー機能は、機能そのものが優れていますが、Dynamics 365 Marketing との統合によってその価値は増大します。この 2 つを連携させることで機能性と柔軟性が高まり、イベント参加者とやり取りするうえで、変化に対応できる可能性が無限に広がります。主な効果としては、イベント管理の簡素化、参加者のエンゲージメントの増加、関係構築のためのフォローアップの労力の削減、顧客の獲得、獲得した顧客の迅速なロイヤルティの醸成などが期待されます。

イベント管理の簡素化

この新しい Teams の機能により、最大 1,000 名の参加者が投票、ビデオ共有、リアクションなどのアクションを利用可能なインタラクティブな会議やウェビナーを安全にホストすることができます。

ウェビナーは、Teams からでも Dynamics 365 Marketing からでも、柔軟に思いどおりに開催することができます。どちらからでも簡単かつ直観的に開催できるだけでなく、機能も強化されています。

これまでの Dynamics 365 Marketing のイベント管理機能よりもオプションが強化されており、より詳細にウェビナーを制御できるようになっています。

Teams 内からイベントを作成する場合も同様の細かい制御が可能ですが、Dynamics 365 Marketing を統合してその機能を使用することで、カスタマージャーニーエクスペリエンスをさらに強化することができます。

参加者のエンゲージメントの増加

Microsoft Teams では、オンライン参加者の注意を引く洗練されたプレゼンテーションを簡単に行うことができます。PowerPoint Live と発表者モードを使用すると、プレゼンテーションがよりインパクトのある魅力的なものになります。また、コンテンツの前に発表者を表示できるスタンドアウトモードなどの新機能を使用することも効果的です。

投票やアンケートの機能は、イベントの前後でもイベント中でも使用でき、Teams 内で参加者からリアルタイムの情報を簡単に引き出すことができます。参加者の追跡レポートもすぐに使用可能で、その情報はプレゼンテーションの配信の構想やイベント後のフォローアップ内容のパーソナライズに利用できます。

関係構築のためのフォローアップ

Teams ウェビナーの開催後も、参加者とのコミュニケーションを積極的に取り続けましょう。マウスをワンクリックするだけで、参加者のエンゲージメントデータが Dynamics 365 Marketing にシームレスに転送され、事前構築済みの一般的なセグメントに自動入力されます。それらのセグメントはどれも事前構築済みのメールテンプレートに対応しており、編集可能ですぐに送信することができます。このテンプレートは、イベント終了後のコミュニケーションやカスタマージャーニーの調整のためにパーソナライズできます。参加者のインサイトを取得し、それをさらにパーソナライズしてイベント後のエンゲージメントを促進するには、ダッシュボードと分析機能を活用できます。

Project Management Institute が、イベントへの参加とメンバーのエクスペリエンス向上を促進

「Dynamics 365 と Teams には既に馴染みがあったので、すぐに移行してメンバー向けのオンライン イベントを開催することができました。Dynamics 365 のおかげで、マーケティング活動に伴う課題を解消できました」 - Glory Ikeata 氏、ボランティア活動委員会長、Project Management Institute - Minnesota

Project Management Institute - Minnesota (PMI-MN) (英語) は、メンバーに対してプロジェクト管理に関する価値ある情報を共有し、PMI 支部として最大規模のメンバー向けイベントを開催しています。PMI-MN は、メンバーへのエンゲージメントをさらに強化して、セミナー、認定、教育イベントの情報を提供したいと考えていました。

これを可能にするには、さまざまな場所にあるメンバーのデータを 1 か所に集約し、そのデータから各メンバーが組織とどのようにやり取りしているかを詳細に把握する方法が必要でした。PMI-MN は、クラウドソリューションプロバイダーの TrimaxSecure (英語) の協力を得て、Microsoft Dynamics 365、Microsoft Teams、Microsoft Power BI による包括的なソリューションを実装し、メンバーへのエンゲージメントを強化することにしました。

Dynamics 365 Marketing を使用して洗練されたマーケティングジャーニーを構築し、適切なメールマーケティングによってメンバーとつながり、アプリのイベント管理機能でイベントポータルを作成して、メンバー、ボランティア、発表者のイベント管理を簡素化しました。

PMI-MN では、信頼性の高いクラウドベースのツールを所有していたため、新型コロナウイルス感染症が拡大する中、イベントを対面形式からオンラインに移行することで、メンバーへのエンゲージメントを継続することができました。リモートイベントの開催には Microsoft Teams を使用することにし、Teams 会議のリンクをメールで送信しました。

イベントとメールマーケティングを連携させることによって、より充実したエクスペリエンスをメンバーに提供し、イベントやワークショップへの参加者を増やせるようになりました。その結果、メンバー情報の管理を迅速化、簡素化できたほか、イベント収益は約 90% 増を維持しています。

Microsoft Core Marketing Engineering 部門が、イベント参加者を顧客に転換

「Dynamics 365 や Teams といったマイクロソフトのイベント プラットフォームにテクノロジ ソリューションを慎重に組み合わせることで、マーケティング事業では参加者数が 400% 増加し、新規の既知のリード数は 500% 増加しました」 - Vinh Nguyen、プリンシパルプログラムマネージャー、マイクロソフト

マイクロソフトの Core Marketing Engineering (CME、英語) 部門は、イベントマーケティング機能を強化し、対面とオンラインの両方のイベント運営を簡素化し、イベント管理に活用できるマイクロソフトテクノロジを特定したいと考えていました。そうした中、新型コロナウイルス感染症の急速な拡大によって対面イベントの開催からオンラインイベントのホスティングに速やかにシフトする必要が出てきたため、このプロセスを加速させることになりました。

CME 部門は Microsoft Dynamics 365 Marketing を導入し、このソリューションで提供されるイベント管理機能を使用してイベント管理センターを作成しました。また、Dynamics 365 Marketing を Microsoft Teams のイベント機能、Azure Data Lake Storage、Power Apps ポータルと組み合わせることによって、Dynamics 365 Marketing からさらなる価値を引き出すことに成功しました。

マイクロソフトでプログラムマネージャーを務める Sanarya Salah は、次のように述べています。「Dynamics 365 と Teams を組み合わせて使用できるようになったことで、マーケティング担当者が持つすべての情報を集約し、オンラインイベントを構築する際に外部システムに移動せずに済むようになりました」。

CME 部門では、使用するサードパーティ製ツールの数を削減できたほか、コスト削減とマーケティング業務の簡素化も実現しました。また、より魅力的でインタラクティブなイベントを作成できるようになり、カスタマーエンゲージメントの質が向上し、リードも増加しました。

顧客関係の強化

Teams と Dynamics 365 Marketing の強力な統合により、1 度のやり取りを継続的な関係に転換させ、顧客の獲得とロイヤルティの醸成につなげることができます。今回の Microsoft Teams の期間限定特別オファーは、お客様の環境でこの統合を利用できるまたとない機会を提供するものです。どのような可能性が秘められているかぜひご体験ください。

Microsoft Teams と Dynamics 365 Marketing はすぐに利用を開始していただけます。