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Dynamics 365 Finance & SCM ユーザ会:つながる力で未来を切り開く

Mamiko Santagata Profile Picture Mamiko Santagata

妻木 和範 : Dynamcis 365 Finance & SCM テクニカルスペシャリスト、日本マイクロソフト株式会社

Dynamics 365 User Community(DUC)について

Dynamics 365 User Community(DUC)は、Dynamics 365 FinanceSCMを導入・利用する企業同士がつながり、知識や経験を共有する場として設立されました。この取り組みの背景には、同じ製品を活用する企業が互いに学び合い、より効率的で革新的な業務プロセスを実現するためのネットワークを構築する狙いがあります。今回は、HOYA株式会社様、株式会社プロテリアル様、パラマウントベッド株式会社様、パナソニックソリューションテクノロジー株式会社様、協和キリン株式会社様、三菱マテリアル株式会社様、カシオ計算機株式会社様の皆様にご参加いただきました(順不同)。
なお、このユーザ会は今回、一部のユーザ企業様を対象に実施しましたが、今後はさらに多くの企業が参加できるようなイベントを計画しています。すべての企業が共に成長し、利益を享受できるような交流の場を提供し続けることを目指しています。

どのような内容であったか

本ユーザ会では、参加者の多くが「非常に有意義な時間を過ごした」との声を寄せてくださいました。アンケート結果からは、参加者の9割以上がイベント全体の満足度を「良い」または「非常に良い」と評価されました。多くの参加者が「他の企業が抱える課題や取り組みを知ることで、自社の業務改善に向けた具体的なアイデアが得られた」「これからの導入に向けて心強い会に参加できた」と語っています。また、特に印象的だったのは、グループ交流のセッションです。ここでは、導入済み企業と導入検討中の企業が一堂に会し、バージョンアップ対応やMSならではのExcel連携の優位性、Copilotの活用方法など様々な内容について率直な意見交換が行われました。
参加者からは、「同じ課題に取り組む仲間がいることを知り、心強さを感じた」、「AI機能についての説明が非常に有益だった」といった声が多く寄せられました。また、他社の成功事例や課題克服のプロセスを共有することで、参加者間のコラボレーションが深まり、今後の導入や活用に向けた手がかりを得たというコメントも多く見受けられました。

当日のアジェンダおよび概要

Microsoftからのアップデート

Microsoftのセッションでは、Dynamics365 Finance&SCMの最新のAI機能について紹介しました。例えば、経理・財務業務に特化したFinance Agentsは、OutlookやExcelを通じたデータ分析や照合作業の自動化を実現します。また、Demand Planningによる需要予測機能では、AIを活用してリアルタイムの需要変化に対応可能となり、精度の高い計画立案が可能となることの紹介をしました。
さらに、Demand PlanningやDynamics365 Project Operationsを実際に操作いただくソリューション体験会の紹介をおこない多くのお客様に興味をお持ちいただきました




グループ間交流

グループ間交流は、今回のユーザ会で最も活発なセッションの一つでした。参加者は、自社でのDynamics 365 Finance&SCMの利用状況や課題を共有し、実務に即した解決策やベストプラクティスについてディスカッションを行いました。
具体例としては、「導入プロセスにおけるIT部門と現場の連携の重要性」や「バージョンアップ時の効率的な運用方法」などが挙げられます。また、最新技術であるCopilotの活用方法や、AIを用いた効率化の具体的な提案についても議論が深められ、多くの参加者が「業務効率化に向けた糸口を得られた」と感じています。
グループ間交流を通じて、参加企業同士の関係が深まり、今後のパートナーシップや協力の可能性も広がったと考えられます。

まとめ

今回のユーザ会は、Dynamics 365 Finance&SCMを導入済み、または導入を検討中の企業にとって非常に価値のある場となりました。参加者同士の意見交換を通じて、新たな知見や実践的なアプローチを共有し、業務の効率化や課題解決に向けた具体的なアイデアが得られる場になりました。
次回のユーザ会では、さらに多くの企業が参加できるように企画し、より広範なディスカッションと情報共有が行われることを期待しています。参加者の皆様に厚く御礼申し上げるとともに、今後もこのような機会を通じて企業間のコラボレーションを支援してまいります。


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