web
You’re offline. This is a read only version of the page.
close
Skip to main content

Notifications

Announcements

No record found.

Community site session details

Community site session details

Session Id :
Dynamics 365 Community / Blogs / Microsoft Dynamics ブログ / Dynamics 365 のアップデート方法を刷新

Dynamics 365 のアップデート方法を刷新

Koichi Saito Profile Picture Koichi Saito 130

マイクロソフトでは、世界中の企業のお客様のデジタル トランスフォーメーションをスムーズに加速できるよう、Dynamics 365 に継続的に新機能を追加し、機能強化に努めています。機能強化とパフォーマンス強化を急速に進める中、マイクロソフトは本日、Dynamics 365 の更新プログラムの配信方法を最適化する複数の変更を発表します。この変更により、お客様はより一貫性のある予測のしやすいシームレスな方法で、Dynamics 365 の状態を最新の状態に保てるようになります。

今回の変更の目的は、アップグレード コストを削減すること、すべてのユーザーが最新機能を利用できるようにすること、パフォーマンスを向上させること、サポート エクスペリエンスを強化することです。

 

継続的な展開で、更新をより予測しやすく

マイクロソフトはこのたび、Dynamics 365 (オンライン) の更新プログラムの配信方法を変更します。これにより、今後は 4 月と 10 月の年 2 回のメジャー リリースを通じて新機能が提供されることになります。これらの更新プログラムには下位互換性があるため、既存のアプリやカスタマイズはアップデート後も引き続きご利用いただけます。ユーザー エクスペリエンスに大幅な影響があるような新機能については、既定でオフに設定されています。つまりこれは、管理者がまずその新機能をテストし、その後組織全体で有効化する、という判断ができるようになっているということです。

年 2 回のこのメジャー アップデートに加えて、パフォーマンスと信頼性の向上を目的とした更新プログラムについては引き続き年間を通じて提供される予定です。マイクロソフトは、導入を安全に進めるためのベスト プラクティスに従い、数週間をかけて段階的に導入作業を進め、問題が起きないか厳重に監視を行います。

 

変更点をより早く把握

マイクロソフトは、お客様が今後の変更点をより早く把握し、新しい更新プログラムを受け入れる準備を進められるように取り組みを進めていますが、その一環として、2018 年 4 月に提供される更新プログラムから、新機能と機能強化の概要、および提供予定時期について記載したリリース ノート (英語) を公開することにしました。

リリース ノートは各メジャー アップデートが提供される数か月前に公開される予定のため、新機能の計画にお役立ていただくことができます。2018 年 10 月版の更新プログラムのリリース ノートは、Business Applications Summit (英語) 開催期間中の 7 月 23 日に公開される予定です。

 

新機能を事前にテスト

お客様およびパートナー様に、更新プログラムに含まれる最新機能を、リリース サイクルの早い段階でテストしていただけるようになりました。Dynamics 365 の更新プログラムには、運用環境に展開する前にアクセスできます。ISV パートナー様はこれを利用して早期にイノベーションを行い、一般提供に向けて十分に準備を進めることができます。

2019 年 4 月版の更新プログラム以降は、プログラムのリリース前にサンドボックス環境でメジャー アップデートを検証できるようになります。これにより、生産性や効率に対する新機能の影響を評価したり、エンド ユーザーを対象とした新機能のトレーニングを実施したりできるようになります。サンドボックス環境で利用可能になる時期については事前に公表する予定です。

万一、更新プログラムのテスト中に問題が発生した場合は、マイクロソフトが緊密に連携して問題解決に迅速に取り組み、お客様の組織のビジネス継続性を確保するように努めます。

 

すべてのユーザーが 1 つの最新バージョンを利用

更新プログラムは、継続的なスケジュールに基づいてすべてのお客様に向けて配信されるため、以前のバージョンの Dynamics 365 をご利用のお客様は、事前に最新バージョンに更新していただく必要があります。Dynamics 365 の更新版のサポート ポリシーをご確認ください。カスタマー エンゲージメント アプリケーション (Sales、Customer Service、Field Service、Project Service Automation、Marketing) の場合はこちらを、Finance and Operations の場合はこちらをご覧ください。

現在、以前のバージョンの Dynamics 365 を利用しているお客様には、最新バージョンへの更新をスケジューリングできる方法を引き続きご案内します。マイクロソフトは、更新エンジンを継続的に強化することで、可能な限りシームレスにこの作業を進められるようにしたいと考えています。マイクロソフトから Dynamics 365 管理者に、更新スケジュールを設定していただくようリマインダーを送信します。

Dynamics 365 (オンライン) のカスタマー エンゲージメント アプリケーションに関しては、5 月中に、バージョン 8.1 を利用していて更新スケジュールを設定しているすべてのお客様を対象に、更新に関する案内を送信しました。バージョン 8.2 を利用しているお客様は、2019 年 1 月 31 日までに最新バージョンに更新していただく必要があります。

Dynamics 365 for Finance and Operations (オンライン) に関しては、バージョン 7.0、7.1、7.2、8.0 を利用しているお客様は、2019 年 3 月 31 日までに最新バージョンに更新していただく必要があります。例外として、マイクロソフトによって拡張機能の要求が処理されていない場合は、最新バージョンに更新する必要はありません。これらのお客様には、2020 年 4 月 30 日までバージョン 7.3 のサポートが提供されます。

上記の日付までは以前のバージョンが完全にサポートされますが、その日付を過ぎると、サポート対象は最新バージョンのみとなります。

Dynamics 365 Business Central および Dynamics 365 for Talent に関しては、現在、継続的な更新サイクルで更新プログラムやリリースが配信されているため、これらをご利用のお客様には変更はありません。

 

Dynamics 365 のエクスペリエンスが向上

新たなサービス更新プロセスでは、Dynamics 365 アプリケーション全体のパフォーマンスと安定性が向上し、ユーザーが新機能を迅速に利用し、管理者がスムーズかつ予測可能なアップグレードを提供できるようになるため、組織のすべてのユーザーにとってメリットがあるものと確信しています。また、すべてのユーザーが同じバージョンを利用することになるため、より多くのコミュニティとアイデアを共有したり、共同作業をさらにスムーズに行っていただくことができます。現在、新機能が多数含まれる 2018 年 10 月版の更新プログラムを準備中です。詳細については改めてご案内しますので、どうぞご期待ください。

 

関連資料と詳細情報

 

※訳注:本稿は、マイクロソフト本社のCVP/COOであるMo Osborneが「Modernizing the way we update Dynamics 365」として2018年7月6日にポストしたブログの参考訳です。日本マイクロソフトは本翻訳の正確性を保証しませんので、あらかじめご了承ください。

Comments

*This post is locked for comments