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Dynamics 365 Finance & SCMユーザー会 -AIと統合による現場と経営の進化

Mami Uchida Profile Picture Mami Uchida

​​​​​​​大島 崇敬 : Dynamcis 365 Finance&SCM ソリューションエンジニア 日本マイクロソフト株式会社

開催概要

開催日:2025年11月19日(水)
場所:日本マイクロソフト(東京)
参加者:Dynamics 365 Finance & Supply Chain Management(導入済・検討中)ユーザー様

参加企業(順不同、敬称略)

  • 株式会社タカラトミー
  • パナソニック ソリューションテクノロジー株式会社
  • 株式会社サザビーリーグIRIS
  • 住友電気工業株式会社
  • 住友電工情報システム株式会社
  • 株式会社菱友システムズ
  • 株式会社デンソーウェーブ
  • 株式会社キャタラー
  • 株式会社ダイセル
  • 楽天グループ株式会社

Dynamics365 User Community(DUC)について

DUCは、ユーザー、パートナー、Microsoft メンバーがつながり、知識を共有し、共に成長できる相互支援環境を構築することを目指しています。​ユーザー同士が実務知見を交換し、現場での工夫や課題を率直に共有することで、翌日からの改善アクションにつなげるコミュニティです。Microsoftからは最新アップデートの共有に加え、AI自律アシスタント(エージェント)の活用実装ヒントが提供されました。標準機能を軸に運用する方針を尊重しつつ、エージェントを活用する場面を提供、議論しています。今回は2回目の開催となりました。前回開催はこちら

ご参加者のフィードバック

  • AI活用の“現実感”:機能の魅力だけでなく、データ整備・ガバナンスと段階的トライアル(パイロット→限定プロセス展開)の進め方が共有され、「具体的に始められる」感触が高まりました。
  • グループ間交流の密度:既導入企業と検討中企業が混じる編成で、導入判断の観点(コスト・機能・組織変革)や運用のポイント(二重管理・バージョンアップ対応など)が整理されました。
  • 次の一歩が見える:「Agentの事例をもっと深掘り」「需要計画の実地検証」「Project Operationsの体験」といった具体的アクションの要望が多数寄せられました。



当日のアジェンダ



SCM領域 Agent(エージェント)紹介

サプライチェーン業務の繰り返し・定型部分をAIで支援し、意思決定の速さと実行の精度を向上。
ERPにログインすることなく、Teamsから在庫確認と在庫が少ない倉庫へ転送する処理が可能。

Finance領域 Agent(エージェント)紹介

経理・会計・請求などの高頻度・ルールベース業務を自動化し、月次締め処理や照合の負荷を削減。AIを利用した分析レポートで意思決定の高度化。

Project Operations領域 Agent(エージェント)紹介

プロジェクト型業務の計画・プロジェクトレポート・リスク管理をAIで支援し、効率化を支援。

需要計画(Demand Planning)体験会(案内)

Dynamics365 SCMで提供する需要計画機能について、実際にお客様に操作いただける体験会についてのご案内。

Project Operations体験会(案内)

プロジェクトの計画→実行→報告をAIで支援し、生産性と透明性を向上するDynamics365ProjectOperaitonsを実際に操作いただける体験会のご案内。

FDE/Forward Deployed Engineering(伴走支援プログラム)

基幹システムと連携するエージェントの開発を伴走支援





グループ間交流

グループ間交流は、今回のユーザー会で最も活発なセッションとなり、導入で苦労している点他社の実践例を率直に共有できたことが好評でした。参加者からは「他社の状況が分かり参考になった」、「導入のヒントを得られた」、「これから導入する企業にとっても有意義だった」との声が多く、仲間意識も芽生えました。AIエージェント活用については、ガバナンス面の課題を踏まえつつ、自社での活用方針を検討したいという意見があり、次回は既導入企業の“苦労話”を中心に、具体的テーマで議論を深めることを期待という声も上がりました。




まとめ “つながるERP”の実装は、標準とAIの活用で

今回のユーザー会は、Dynamics 365 Finance & SCMの最新動向と実践を共有する場となりました。MicrosoftからはSCM/Finance/Project Operationsのエージェント紹介や、需要計画・Project Operationsの体験会、Igniteの要点が示され、AIを活用した業務効率化の方向性が明確になりました。参加企業間のグループ交流では、導入の苦労や運用の工夫、ガバナンスの留意点が率直に語られ、他社事例の学び協力の芽が広がりました。

次回のユーザー会は、より有意義となるものを企画し、より広範なディスカッションと情報共有の機会としていただけるように尽力したいと思います。。参加者の皆様に厚く御礼申し上げるとともに、今後もこのような機会を通じて企業間のコラボレーションを支援してまいります。

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