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Dynamics CRM Spring 2016 リリースの予定

今回のリリースでは、画期的なサービス機能、ポータル、そしてインテリジェンスのさらなる強化をお届けします

 

Microsoft Dynamics CRM Spring 2016 をクラウドサービスとして2016年の第2四半期(~6月)にリリースすることを発表します。このリリースでは私たちが最近取得した2つのソリューション、すなわち FieldOne (英語)と Adxstudio(英語)の統合にフォーカスしています。これにより最先端のフィールドサービス、ならびにコミュニティとつながるポータル ソリューションの機能をお客様に提供することができます。さらにサービス機能を拡張し、プロジェクト サービスも導入しました。フィールドサービスとプロジェクトサービスを併せ、私たちは業界のサービスの定義を次のレベルへと高めます。お客様による自己解決サービスから、エージェントが支援するサービス、そして訪問型フィールドサービスまで、あらゆるレンジのサービス ソリューションにより、企業のカスタマー サービスの変革を支援します。

私たちのサービスへの新しいアプローチは、あらゆる物事がサービス化する現代型ビジネスモデルへの企業変革を支援できます。多くの企業が様々な個別製品やサービスを個々に取引する従来型のモデルから離れ、統合されたソリューションをサービス込で取引するモデルに移っています。企業はサービスを実施するために社内のリソースを活用することはもちろんですが、外部リソースのスキルとキャパシティをますます活用できるようになっています。IoTを活用すれば、機械のデータを監視し、異常を感知し、維持と修理のために最適なアクションを能動的にとることができるなど、まったく新しいビジネス機会が広がっています。あらゆるものがサービス化する今日のビジネスモデルにおいて、製品の導入から維持、アップグレード、修理ならびに継続的な請求を含む管理されたサービスを実現できます。

 

Spring 2016 で提供する新しいフィールドサービスとプロジェクトサービスに向け機能により、1日に複数のお客様にサポートを提供するフィールドエンジニアにも、複雑で日数のかかるプロジェクトにも、予定の管理から訪問サービスの提供までのプロセスを支援することができます。フィールド サービス機能は、訪問サービスに必要なリソースの管理に加え、サービスリクエストの受付から業務指示の完了までのプロセス管理のニーズに対応できます。プロジェクト サービス機能は、複雑で数日間にわたるサービスプロジェクトに対応し、技能に基づいたスマートなタスクの割り当てでリソースの効率的運用を実現します。プロジェクト サービスとフィールド サービスをCRMソリューションの中に一緒に統合することで、リソースの管理が効率化し、企業はあらゆる依頼元からの要請に適切に対応することが可能になります。これらの新機能はセルフ型サービス、支援型サービス、オンサイトサービスまでを網羅するDynamics CRM のユニークな製品ポジションをさらに強固にします。

 

Spring 2016 ではポータル ソリューションによる各種コミュニティとのつながりの強化が提供されます。ポータル機能は、企業がお客様、ビジネスパートナー、もしくは自社の従業員とより強固につながり、情報やサポートの提供、業務の連携を円滑にします。コミュニティに向けたポータルは、従来のCRMユーザーがアクセスするものと共通のデータとプロセスを流用できるところが特徴です。企業はコミュニティに向けた情報を容易に準備でき、さまざまなグループに向けて一貫性のあるコミュニケーションを行うことが可能になります。

 

よりスマートなCRMをめざして、Spring 2016 リリースでは、個々のユーザーに次のアクションの案内やそれを実行するためのサポートを表示するガイド ナビゲーション機能が提供されます。この新しい機能はそれぞれのユーザーのロール(役割)に最適化され、コンテキストに順応します。これにより新しいユーザーの習得を早め、効率を高めます。

 

スマートなCRMという観点では、Microsoft Social Engagement向けに提供する2つの新しい機械学習のシナリオも忘れてはいけません。アダプティブ ラーニング(順応学習)と自動引き当てです。Azureマシン ラーニングで提供されるアダプティブ ラーニングは、ユーザーが感情分析の評点モデルをカスタマイズすることを可能にし、システムがより正確に感情分析を行うことを可能にします。自動引き当てにより、Microsoft Social Engagement はソーシャル ネットワークの投稿から自動的に意図を汲み取り、機械学習を使って、サポート案件やリードとしてCRMに流します。これにより営業成果の向上、組織の効率化が可能です。

 

これらのすばらしい新機能をぜひこちらのビデオ (英語)でご確認ください。フィールド サービス、プロジェクト サービス、ポータル、ガイド ナビゲーション、スマートになったソーシャルのデモをご覧いただけます。あわせて CRMロードマップサイト (英語)の公開もお知らせします。新しいポータル機能とあわせてDynamics CRM 2016で構築されているこのサイトにアクセスいただけば、いつでもDynamics CRMが現在の提供している機能と最新の製品計画をご確認いただけます。

 

マイクロソフトのCRM 事業はますますエキサイティングなものになっています。私たちの製品、そしてユーザー企業の将来があかるく見えます。クラウドとインテリジェンスにおけるテクノロジーの発展は、企業のカスタマーエンゲージメントの変革を可能にすることはもちろん、変革からビジネスの拡大を 生み出しています。このトピックについては、近い将来に詳しくお話するとともに、インテリジェントなカスタマーエンゲージメントで私たちのお客様がどのようにビジネスを変革し拡大したのかを共有したいと思います。もちろんSpring 2016のリリース日が近くなりましたら、また皆さまに共有します。

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このブログ記事は、2016年3月2日に米国のブログで公開された Announcing Dynamics CRM Spring 2016 Wave の抄訳です。

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