プラットフォームアップデートの適用方法変更について
※本抄訳は参考訳であり、Microsoft Corporationとしての正式なステートメントは英語原文(Change to how Platform updates are delivered)です。
変更となる点
次回のプラットフォームアップデートは、2018年4月に利用可能となります。2018年4月1日以降にDynamics 365 for Finance and Operationsのサブスクリプションをご購入されるお客様のプラットフォームアップデートは、マイクロソフトが管理する継続的アップデートが適用され、従来のお客様管理による選択式アップデートは適用されません。この変更は、サービスの信頼性と可用性を改善するためであると同時に、お客様における最新の改善と問題解決を確実なものにする意味もあります。プラットフォームアップデートは後方互換性が保たれており、お客様のカスタマイゼーションには何ら変更をする必要はありません。
- 2018年4月1日以降にDynamics 365 for Finance and Operationsのサブスクリプションをご購入になるお客様は、お客様は自動的にこの継続アップデートを受け取ることになります。
- プラットフォームアップデート11またはそれ以前をお使いのお客様におかれましては、2018年4月1日までにプラットフォームアップデート12へ移行していただく必要があります。全てのお客様は、2018年7月1日までにマイクロソフト管理による継続アップデートを受け取ることになります。
プラットフォームアップデート13は現時点で利用可能ですが、「継続自動アップデート アドバンテージ」プログラム(Continuous Auto-update Advantage program: CAAP)に参加されているお客様のみが対象です。CAAPプログラムにご興味のあるお客様は、CAAPノミネーションサイトをご覧ください。お客様がCAAPプログラムに参加されてらっしゃらない場合、4月までは次のプラットフォームリリースとしてパッケージされたプラットフォームアップデート13を適用することはできません。4月のプラットフォームリリースより前にプラットフォーム12によるバグフィックスをお知りになりたい場合は、サポートリクエストをあげてくだされば、プラットフォームアップデート12で適切なバグフィックスが含まれているかどうかを確認いたします。
追加の情報
- 2018年4月のリリースより、オンプレミス版とオンライン版のプラットフォームアップデートは一緒に提供されます。
- 継続アップデートは最初にSandbox環境に適用され、続いて本番環境に適用されます。これらの手順に関する詳細な計画は後日共有いたします。
私たちはこの数ヶ月、堅牢さと柔軟さを両立させるクラウドを作り上げるために様々な議論を重ねてきました。今回の変更によって、長期的に見てクラウドのイノベーションや能力を十二分にお客様が享受できるようになると確信しています。以下は本件に関する、これまでのステップと今後の変更を時間軸に沿って記述したものです。
| 2017年11月 | 既存のお客様の一部について、アクセス管理を停止しました。 |
| 2017年12月 | 開発・テスト用Sandboxのサブスクリプションへの管理アクセスがなしに制限されました。 |
| 2018年2月 | パッケージデプロイメントのダウンタイムが減少。 |
| 2018年2月 | 全てのSandboxに対するAzure SQL Server管理アクセスのようなMicrosoft Dynamics Lifecycle Services (LCS)を通じた必須Sandboxサービスオペレーションが必要なくなります。 |
| 2018年4月 | RDPアクセスなどLCS を通じで利用可能な全てのSandboxオペレーションが不要となります。 |
| 2018年4月 | 新規のお客様に対するマイクロソフト管理によるプラットフォームアップデート開始。 |
| 2018年7月 | 既存のお客様に対するマイクロソフト管理によるプラットフォームアップデート開始 |
注:上記の日付や機能は予告なく変更される場合があります。
(訳注)本抄訳は参考訳であり、Microsoft Corporationとしての正式なステートメントは英語原文(Change to how Platform updates are delivered)です。日本マイクロソフトは本翻訳の正確性を保証しませんので、あらかじめご了承ください。

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