Skip to main content

Notifications

Community site session details

Community site session details

Session Id :
Dynamics 365 Community / Blogs / Microsoft Dynamics ブログ / 営業分析を活用してよりスマートにできる4つの営業業務

営業分析を活用してよりスマートにできる4つの営業業務

Mami Uchida Profile Picture Mami Uchida

営業責任者ならだれもがチームの業績を伸ばしたいと願っているものの、業績向上に役立つソリューションを導入していないケースがよく見受けられます。実際、目標達成のためにデータ分析を活用している企業は、わずか 15% にとどまっています。しかし、時間と予算を十分確保できれば、データ分析に投資することで多くの成果がもたらされるはずです。正確で質の高いデータ分析を活用すれば、営業部門は生産性を最大限に高められるようになります。もし貴社が、従業員の作業効率を向上し、既存のお客様との取引からより多くの収益を上げ、さらにこれまで見落としてきたチャンスをものにしたいとお考えなら、長年の実績を誇る営業分析の導入をお勧めいたします。

営業分析を活用すると、次のようなメリットがあります。

  • これまで見落としてきたチャンスを活かせるようになる
  • 既存の顧客をリピーターとして定着させる方法が見つかる
  • 個々の顧客の動向を追跡できる
  • 顧客の要望にそった製品やサービスを新たに開発できる

その他のメリットについてはこちらをご覧ください。

これまで見落としてきたチャンスを活かせるようになる

いくら最新情報を把握することが重要でも、営業担当者は四六時中インターネット上で情報を収集しているわけにはいきません。そこでお勧めするのが、インテリジェントなビジネス ソフトウェアの活用です。先端素材や加工用製品の製造を手掛けるケナメタル社では、Microsoft Dynamics CRM を利用して、顧客に関するニュースを追跡 (英語)  しています。ウォール・ストリート・ジャーナルや NPR (ナショナル・パブリック・ラジオ) などのニュース ソースに顧客関連のコンテンツが掲載されると、CRM ソフトウェアがヘッドラインを収集。営業部門とマーケティング部門に配信されるので、チャンスにつながる出来事が起こった際は、すぐに対応することができます。また、競合他社に関する顧客の最新情報も入手できるため、新たなリードの獲得や、既存の顧客との生産的なやり取りが行えるようになります。

企業の情報分析力を段階的に強化するためのヒントをぜひご確認ください

既存の顧客をリピーターとして定着させる方法が見つかる

顧客定着率を向上させるには、これまでもマーケティング部門と営業部門の連携は重要でした。しかし分析を導入すれば、従来のアプローチの確実性をさらに高めることが可能になります。イギリスのパブ チェーン Marstons (英語)  でグループ IT ディレクターを務める Mike McMinn 氏は、ROI の追跡にデータ分析を積極的に活用しています。「イギリスの多くの企業では、単に割引を提供するだけで顧客サービスになると考える傾向があります。しかし当社は、顧客に対する理解を深め、どのような施策が効果的かを見極めることで、カスタマー エクスペリエンスを高めるようにしました。顧客ニーズをきちんと把握できれば、それに合わせた割引キャンペーンが展開できます。お客様にいつもより 1 杯ずつでも多く注文していただければ、年間にして数百万ポンドもの利益拡大が見込めるのです。」

また分析は、いつ、どのような施策が必要になるかを予測できるので、万が一に備えておくこともできます。ロンドン交通局は、橋梁補修工事に伴う交通規制を実施する際、まず利用者が通勤時にどのような行動を取っているのか調査しました。その結果、顕著な傾向がデータに表れたため、対策として臨時インターチェンジを設置したり、区域内でバスを増便したり、通勤者ごとにパーソナライズされた交通情報を配信し、公共交通機関を閉鎖し利用者を足止めするという事態を回避することができました。

情報分析力を高めるには5つの要素が必要です

個々の顧客の動向を追跡できる

有益なデータを手に入れるには、営業部門全体で予算を組み、データを継続して追跡するしかありません。簡単に使用できるレポート作成ソフトウェアを導入すれば、精度の高い分析結果が得られ、臨機応変に対応できるようになります。

ケナメタル社では、ビジュアル レポート機能 (Microsoft Dynamics CRM などが提供する機能) を利用して、価格推移やトレンドを明らかにしています。また、このレポート機能では、収益性に関する知見が得られるほか、各顧客ごとの情報まで詳細に集計することもできます。さらに特筆すべきは、業績予測値と実績値を定期的に比較して自動でレポートを作成する機能です。こうしたツールは、社内のだれもがいつでも利用でき (英語) 、 分析に関する専門知識は一切必要ありません。

顧客の要望にそった製品やサービスを新たに開発できる

会計事務所のグラント ソントン (英語) にとって、新しい営業展開を行う上で、分析は不可欠です。データを分析することで、顧客自身がうまく言葉にできない要望や欲求まで組み取ることができるからです。同所では、提供しているサービスのジャンルや種類、収益など、さまざまな事柄についての知見を収集することで、まったく新しいチャンスを見いだせるようになり、お客様のニーズを満たす取り組みに活かしています。

今回は、4 つの領域における効果をご紹介するにとどめましたが、分析が営業部門にもたらすメリットは計り知れません。データ分析の知見を活かせば、優秀な営業担当者はさらに自身の能力に磨きをかけられるようになります。グラント ソントンでは、Microsoft Dynamics CRM の導入後、追跡中の案件数が 450% 増、平均契約額が 36% 増、システムに登録されている連絡先件数が 700% 増と、飛躍的な成果を達成しています。数字は嘘をつきません。ぜひ営業分析を活用して、貴社もさらなる高みを目指してください。

6840.DataDrivenSales_5F00_JA_5F00_JP_5F00_0_5F00_INLINE_5F00_CTA_5F00_750x250.png

----------

このブログ記事は、2016年2月23日に米国のブログで公開された 4 Ways Real Companies Sell Smarter with Sales Analytics 抄訳です。

Comments

*This post is locked for comments