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インテリジェンス機能とコラボレーション機能を Dynamics 365 Sales に集約

Mamiko Santagata Profile Picture Mamiko Santagata

本投稿は米国時間4月7日付の ブログ投稿の日本語抄訳です。内容に齟齬がある場合、原文を正とさせていただきます。

お客様は、生産性と俊敏性を強化するために、接続されたビジネス アプリケーションを求めています。デジタル セールスにおいては、営業担当者のワークフロー全体をシームレスに調整できるワーク ツール環境が欠かせません。ベストな成果を出すためには、処方的かつ構成可能なインテリジェンスによって強化された統合型の自動ワークフロー (英語) を提供するソリューションが必要です。 

Microsoft Teams、LinkedIn、Microsoft Dynamics 365 の組み合わせることで、Dynamics 365 のモバイルおよびデスクトップのワークフローに直接インサイトを生成することができます。また、マイクロソフトは直観的なユーザー インターフェイスにも力を入れており、データの視覚化機能を備えた効率的なパイプライン管理ワークスペースを提供することで、営業担当者が重要な指標を把握できるようにしています。 

リリース ウェーブ 1 の Dynamics 365 Sales の更新では、営業担当者の成約を加速するというたった 1 つの目的のもと、マイクロソフトの最高の生産性機能、コラボレーション機能、インテリジェンス機能を 1 つのビジネス アプリケーションに集約しました。 

統合されたワークフローで営業担当者の成約を支援 

Dynamics 365 Sales に Microsoft Teams を組み込むことで完結したデジタル セールス ソリューションを実現: 

2021 年リリース ウェーブ 1 で提供される埋め込み型の Teams チャットを利用すれば、営業担当者は関係者とコラボレーションを行いながら、営業活動に集中することができます。営業担当者は、Teams 内で Dynamics 365 の情報を検索し、Teams のチャットやチャネルの参加者と共有できます。また、Teams での会話中に Dynamics 365 のアクティビティ、メモ、その他のアクションを記録することもできます。Dynamics 365 からは、リンクされた Teams のチャットやチャネルにアクセスし、最近の Teams チャット リストを確認できます。営業担当者は、取引に関連する Teams チャットから生成される重要なアクション項目や情報に即座に対応できます。また、Dynamics 365 にはメッセージのプレビューとコラボレーション相手の Team アバターが表示され、コラボレーション相手が会議に参加可能かどうかを確認することもできます。 

LinkedIn Sales Insights を Dynamics 365 で利用: 

LinkedIn ネットワークが提供するリアルタイムの市場情報や企業情報により、営業チームは Dynamics 365 で有益なアカウント データを発見することができます。当社のソリューションでは、最新の会社プロファイル データを LinkedIn から Dynamics 365 に取り込み、一致したすべてのアカウントと関連付けます。これにより、古いデータや関連性のないデータの照合にかかる時間と手間を省けます。アカウント プランニングの際に行う、最も成長率の高いターゲット客の特定や、重要な優先順位の決定がさらに容易になります。 

 

パイプライン マネージャーによる営業案件管理の最適化: 

今回のリリースでは、営業案件管理ワークフローを重視した、営業担当者向けの最適なワークスペースが導入されます。営業担当者は、すぐに使えるインタラクティブなグラフや指標を利用してパイプラインの状態を把握したり、AI による関係スコアや営業案件スコアを利用して失われそうな取引関係を軌道修正したりすることができます。また、ワンクリック アクションや Teams に組み込まれたコラボレーション機能により、自分の営業ワークフローに集中することができ、さまざまな営業ツールを忙しく使い分ける必要がなくなります。また、さまざまな方法で検索、フィルタリング、パーソナライズを実施できる堅牢なデータにアクセスし、重要な情報をすばやく更新することもできます。 

 

営業業務の自動化: 

多くの営業担当者が行う必要のある最も一般的な日常業務を自動化できるようになりました。顧客の状態の変化に応じて、単純なフォローアップ タスクを手動で管理する必要はもうありません。新しいメールの作成、適切な情報を含むメールの編集、顧客へのメール送信、手動での返信確認を自動化できるため、煩わしい管理業務に追われることなく、営業に集中することができます。 

取引サイクル全体にわたりインテリジェンスで営業担当者をレベルアップ 

会話インテリジェンス: 

Dynamics 365 Sales は、営業電話から直接、実用的なビジネス インサイトを自動的に抽出します。また、音声およびビデオの発着信通話、デスクトップ コンピューター、モバイル デバイス、卓上電話機からの通話など、さまざまなチャネルや形式の会話を処理、分析します。Teams 通話は、Dynamics 365 Sales から直接行うことができます。また、管理者構成により、お客様が使用しているサードパーティのテレフォニー プロバイダーやその他の録音プラットフォームにもこれらの機能を拡張しました。 

 

パイプラインのテレメトリ: 

シンプルで直観的な、すぐに使えるパイプライン データの視覚化機能により、パイプライン内の取引を明確に把握できるようになります。今回のリリースで、営業マネージャーが新しいダッシュボードから営業チームの KPI を有効にできるようになります。このダッシュボードを使用すれば、チームの進捗状況をリアルタイムで追跡し、営業サイクル全体を通して有益なコーチングやガイダンスを提供できます。同様に、営業担当者は、重要な管理指標と比べて自分の業績を確認し、マネージャーの期待に応えられるように、自発的に活動を調整することができます。マネージャーの KPI には、過去の期間と比べた組織内のアクティブなリード数、リードと営業案件の間のコンバージョン率、ソース タイプ別のリード数、営業担当者別のリード数などがあります。営業担当者の KPI には、有望なリードの数、通話を発信した回数、スケジュールした会議の数、推定取引額などがあります。 

 

モバイル セーフティ ネットを活用して優れたカスタマー エンゲージメントを実現 

会議準備カード: 

新しい Dynamics 365 Sales のネイティブ モバイル アプリ (英語) は、LinkedIn、Microsoft Outlook、Dynamics 365 Sales から取得したリレーションシップ データやロジスティクス データを営業担当者に提供します。営業担当者は Outlook で 1 つの会議カードを確認するだけで、会議の主な内容と参加者の返信を、最新の LinkedIn 情報と併せて確認できます。また、Dynamics 365 Sales のデータを取り込むことで、関連する営業案件のタイトル、推定収益、クローズ日、パイプラインのフェーズ、メモ、AI が生成したリマインダーを表示できます。Dynamics 365 Sales モバイル アプリのリリース ウェーブ 1 の注目機能としては、プッシュ通知とスマートなディープ リンク、Outlook でのカレンダー、メール、ファイル、メモの検索機能、ワンクリックでの Teams 会議の開始機能などもあります。 

 

会話トランスクリプトとフォローアップ アクション: 

リリース ウェーブ 1 で導入されるモバイル機能を利用すれば、顧客とのやり取りの詳細を見逃すことがなくなります。営業担当者は、顧客との多くのやり取りをモバイル デバイスから行います。特に複数の事柄に注意を払いながら会話をしているときは、ニュアンスを見落としてしまいがちです。Dynamics 365 Sales のモバイル アプリでは、市場をリードする自然言語処理を使った通話の文字起こしを利用できるようになりました。このアプリは、通話記録に AI インサイト、センチメント分析を適用し、営業担当者にフォローアップ アクションの提案を行います。また、各通話は関連する Dynamics 365 エンティティに自動的に割り当てられ、Dynamics 365 内の適切なデータ フィールドに入力されるため、営業担当者は日常業務中にデータを手動で管理する必要がなくなります。 

 

顧客へのアウトリーチをパーソナライズしてシームレスなブランド エクスペリエンスを実現 

カスタマイズしたスコアリング マトリックスで Dynamics 365 Customer Voice のアンケートを強化: 

Dynamics 365 Customer Voice を使用すると、ビジネスにとって重要な顧客指標を収集、追跡し、すばやく対応することができます。今回のリリースでは、Dynamics 365 Customer Voice のヘッダーが強化され、カスタム画像や独自のブランド画像をアップロードしたり、テキストの形式を設定したりして、よりパーソナライズされたアンケートを作成できるようになりました。また、アンケートのスコアリング機能が大幅に強化され、満足度の指標をカスタマイズする機能が追加されました。この機能を利用してアンケートの質問にポイントを割り当てるスコアリング インデックスを作成し、組織が望む方法でデータを分析できるようになりました。Dynamics 365 Sales、Microsoft Dynamics 365 Customer Service、Microsoft Dynamics 365 Customer Insights、Microsoft Dynamics 365 Marketing などの Dynamics 365 アプリケーションで、すべてのユーザーが Dynamics 365 Customer Voice を利用できるようになるため、組織で顧客の動向を分析する能力が大幅に強化されます。 

 

営業担当者は今後も変わらず業務のほとんどでデジタル データを扱うことになるでしょう。この 1 年間で明らかになったのは、日々の営業活動を快適な環境で行えるように、営業担当者には統合された効率的な営業ツールセットが必要であるということです。それに加えて、デジタル化の進んだ世界で顧客が生み出す大量のデジタル シグナルと、AI によるインテリジェンスを利用することで、成約件数や取引の頻度を高められるようになるでしょう。 

関連情報 

Dynamics 365 Sales でデジタル セールスを活性化し、販売目標を実現しましょう。Dynamics 365 Sales の 2021 年リリース ウェーブ 1 の注目機能に関する関連情報をご覧ください。既に Dynamics 365 Sales の導入に向けて準備を進めている場合は、Dynamics 365 Sales でビジネスがどう変わるかをご確認ください。 

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