本投稿は米国時間7月14日付の ブログ投稿の日本語抄訳です。内容に齟齬がある場合、原文を正とさせていただきます。
本日の Microsoft Inspire では、マイクロソフトのクラウドがパートナー様とお客様においてどのように役立つかについてお伝えする予定です。マイクロソフトのクラウドが実現する変革の推進、ハイブリッド ワークへの移行、組織内のあらゆる部分におけるイノベーション、そして、これらすべてを安全と信頼の下で構築する方法についてご紹介します。
また、パートナー様が来年、私たちが提供する投資機会をどのように活用できるかについてもお伝えします。
本日発表する中でも注目なのは、Microsoft Teams の作業フローに Microsoft Dynamics 365 を活用できるようになることです。以前よりもずっと変化の激しい今日の状況下では、仕事をするうえで時間を無駄にする暇などありません。私たちは一日中情報を検索し、お客様を支援するエキスパートを探し、アプリを切り替えながら作業をしていますが、このすべてが作業の流れを遅らせ、肝心のカスタマー エクスペリエンスの提供を妨げています。
Dynamics 365 と Teams を活用すれば、作業フローをスピードアップさせることができます。Teams の作業フロー内で、組織内のだれもが Dynamics 365 の記録を参照したり、コラボレーションしたりできるようになります。また、この組み合わせは無料で利用できます。これを、ベースとなる複数のソフトウェア ライセンスの料金を発生させることなく実現できるテクノロジ ベンダーは他にありません。
Teams の作業フローで Dynamics 365 を活用すれば、次のような素晴らしいことを実現できる可能性があります。
- サービス エンジニアがカスタマー サービスのサポート案件レコードにトラブルシューティングの手順を記載したメモを追加し、オペレーターがお客様の問題に対処できるようになる。
- 財務チームが発注書や注文の詳細情報を適切な販売チームと共有し、受注処理を効率化できるようになる。
- 現場の技術者が製品ライフサイクルが終わりに近付いていることを営業チームに通知し、営業チームが先を見越して代替オプションを提示できるようになる。
- マーケティング部門が需要創出に関する兆候を営業チームに伝え、営業チームがそれを把握して速やかに契約を獲得できるようになる。
マイクロソフトだけが、組織に新たな出費を求めることなく、このようなイノベーションやアクセシビリティを実現することができます。お客様やパートナー様がこのイノベーションを組織の基盤として活用し、新たな可能性を切り拓いていかれることを期待しています。
今回の発表の詳細と、新しい働き方を支えるクラウドをマイクロソフトがどのように構築しているかについては、Jared Spataro と共同執筆したこちらのブログ記事 (英語) をご覧ください。
*This post is locked for comments