Power Apps のテナント レベルでの分析機能を発表
(本投稿は米国時間2021年2月24日付のブログ投稿の日本語抄訳です。内容に齟齬がある場合、原文を正とさせていただきます。)
企業における Power Platform 展開の急拡大に対応するために、サービス管理者はリソース衛生管理ツールを使用して、システム内でデータが膨大に蓄積されることを防ぐ必要があります。今回更新されたテナント レベルでの分析機能には、複数の環境やテナント全体で放置された不要な Power Apps を簡単に特定できるインタラクティブなコントロールが追加されました。
昨年 11 月の Microsoft Ignite 2021 で発表 (英語) した管理者向けの複数の機能強化の提供が、このたびパブリック プレビューで開始されました。テナント レベルでの分析機能は、Power Platform のアプリ、ボット、サービスから取得したサービス テレメトリ データを基に構築されています。[Inventory] ビューが拡張され、管理者は使用されていない Power Apps を複数の環境にわたってすばやく追跡できるようになりました。
アクセス権限のあるユーザーは?
Power Platform 管理センターの分析を閲覧できるのは、以下の役割の管理者です。
- テナント レベルの管理者 - すべての環境にアクセスできます。
- 環境レベルの管理者 - 環境の一覧がフィルタリングされ、Contributor または Environment Admin のロールが割り当てられた環境のみが表示されます。
アクセスするには?
管理者が [Inventory] ビューで [Apps last used] フィルターを指定すると、[Last Opened] の日付に基づいて、放置され使用されていない Power Apps が特定されます。このビューには作成者ポータルへの直接リンクが含まれており、管理者がすぐに対処することができます。
参考情報

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