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Dynamics 365 Community / Blogs / Microsoft Dynamics ブログ / 【重要】新しいTeam Member ライセンスの適用...

【重要】新しいTeam Member ライセンスの適用について

Hannah Kaneshiro in MSKK Profile Picture Hannah Kaneshiro in...

(当ブログは、2020年1月14日に米国で公開され、現在日本語で公開されているDocsの内容をベースにしています)

※このブログは2020年2月28日(金)に補足事項を追加しました

重要: このリリース計画で説明されている機能の一部は、まだリリースされていません。 提供タイムラインは変更される可能性があり、予定されている機能はリリースされない可能性があります (Microsoft ポリシーを参照)。 詳細: 新機能と予定されている機能

概要

2018 年 10 月、マイクロソフトは Dynamics 365 for Team Member ライセンスの変更を発表し、Team Member ライセンスの意図された目的に合わせて使用権を再調整することをコミュニケーションして参りました。移行をスムーズに行うために、新しい Team Member SKU をリリースし、また、旧 Team Member SKU を取得している既存のお客様向けのご案内も行ってまいりました。今回の新しい Team Member SKU 変更・適用は、ルール化に則ったシステム的な施行となります。

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 ※添付の「新しい Team Member ライセンスの適用について補足」PDFもご参考ください

2018 年 10 月に発表された Team Member の技術面での変更実施を進める際には、以下の日程を確認してください

  • 2020 年 1 月 31 日: テレメトリ レポートの提供が開始されています。このレポートは、Team Member の用途をお客様が把握できるようにするためのもので、管理者が Power Platform 管理センターで確認できます。お客様が新しい Team Member SKU を取得しており、その用途が Team Member の使用権に準拠していない場合は (詳細については Microsoft Dynamics 365 ライセンス ガイドを参照)、ライセンスの取得状況を再確認する必要があります。
  • 2020 年 2 月 初旬: Team Membe アプリ モジュール (Sales Team Member、Customer Service Team Member、Project Resource Hub) の提供が開始されています。管理者は 2020 リリース ウェーブ 1 の早期アクセスを通じて、さまざまな環境におけるテスト、検証、導入を行うことができます。お客様が新しい Team Members SKU を取得しており、既存のカスタマイズを使用している場合は、それらを新しい Team Member アプリ モジュールに移行する必要があります。
  • 2020 年 4 月 1 日: Team Member アプリ モジュール (Sales Team Member、Customer Service Team Member、Project Resource Hub) の一般提供が開始され、これらの新しいアプリ モジュールを通じて、新しい Team Members SKU の技術面での変更実施が開始されます。
  • 2020 年 6 月 30 日: 新しい Team Members SKU を取得しているお客様は、既存のアプリにアクセスできなくなります。旧 Team Member SKU のユーザーが以前の条件に基づいて更新することはできなくなります。2018 年 10 月に発表されたように、2020 年 6 月 30 日以降に更新するお客様は、新しい Team Member SKU によってユーザーを更新する必要があります。そのため、Team Member アプリ モジュールを通じた技術面での変更実施の対象となります。

お客様への影響

お客様が Dynamics 365 Sales、Dynamics 365 Customer Service、Dynamics 365 Project Service Automation を購入しており、ユーザーが新しい Team Member SKU (2018 年 10 月より提供開始) を取得している場合は、今回の変更の影響を受けることになります。

そのための準備として、管理者は Power Platform 管理センターに表示されるレポートを通じて、Team Member の用途に関するテレメトリを確認できます。また、お客様には Team Member アプリ モジュール エクスペリエンスを確認することをお勧めします。管理者は 2020 リリース ウェーブ 1 の早期アクセスを通じて、さまざまな環境におけるテスト、検証、導入を行うことができます。

よく寄せられる質問  

Q. 今回の ライセンス資格への変更と適用はなぜ行われるのですか

A. Dynamics 365 Team Memberライセンス は従来、カスタム アプリケーション開発の目的で使用されてきました。これはプラットフォームのライセンスの取得方法が確立されていなかったためであり、Dynamics 365 Team Member は本来、プラットフォーム ライセンスではありません。しかしながら、Dynamics 365 Team Member ライセンスが、元々の対象範囲を超える高付加価値なシナリオに誤って使用され、 "汎用" SKU として使用されているケースが散見され、この使用方法は、カスタム アプリケーションを実行するための PowerApps  ライセンスの目的と競合するものです。また、今回、Team Member ライセンスの使用権の変更を適用することで、どのライセンスをどのようなシナリオで使用するべきかがより明確になります。  

Q. Dynamics 365 Team Member を使用中のお客様が今すぐに行うべき対応を教えてください。

A. まず、2018 年 10 月に一般提供が開始された新しい Team Member ライセンスを取得しているユーザーの有無を確認してください。また、Power Platform 管理センターでテレメトリを確認して、影響するユーザーを理解する必要があります (Dynamics 365 ライセンス ガイドに準拠していない Team Member ライセンス ユーザーを特定します)。

準拠していないユーザーがいた場合、お客様はライセンスの取得状況を再評価し、場合によっては対応する Dynamics 365 フル ユーザー ライセンスにステップアップする必要があります。2020 年 4 月 1 日にライセンスの変更実施が開始されると、新しい Team Members ライセンスに割り当てられたユーザーは Team Members アプリ モジュールにしかアクセスできず、Customer Service Hub、Sales Hub、Project Service Automation、その他のカスタム アプリなど、他のアプリにはアクセスできなくなります。

また、2020 リリース ウェーブ 1 の早期アクセスを通じて、新しいアプリ モジュール エクスペリエンスのテストと検証を行い、2020 年 4 月にこれらの機能の一般提供が開始された際の影響を理解することをお勧めします。

Q. Dynamics 365 Team Members ユーザーは、どのカスタマイズにアクセスできますか。

A. Team Members ライセンスでは、最大 15 個のカスタム エンティティへの書き込みアクセスが提供されます。ただし、エンティティがアプリのシナリオの範囲内である (「ホワイトリスト」に該当する) ことが条件です。これらの 15 個のカスタム エンティティは、お客様の判断により、個々の Team Members エクスペリエンス (Sales の Team Members や Customer Service の Team Members など) ごとに変えてもかまいません。ただし、ユーザーごとに変えることはできません。各ユーザーは特定の Team Members エクスペリエンスにアクセスする必要があります。

 Q. 指定のシナリオ (「ホワイトリスト」シナリオ) とは何ですか。

 A. 「ホワイトリスト」シナリオとは、以下に挙げる特定の Team Member アプリケーションについて定義されたシナリオまたは使用権を指します。これらのシナリオは、フル アプリケーションの想定された範囲内でカスタマイズが行われていることを確認するためのものです。たとえば、Sales アプリの Team Member のカスタマイズは、許可されている基本的な Sales シナリオを拡張するものである必要があります。

フル アプリケーションを構成している場合は、Team Member ライセンスによってユーザーはカスタマイズされたすべての Team Member エクスペリエンスにアクセスできます。以下のエクスペリエンスの一部は、オンプレミス版で利用できない場合があります (オンプレミス版のライセンス ガイドラインに準拠)。

 

ワークロード

  Team Member ライセンスでのアクセスが許可される指定のアプリ シナリオ

共通

Ÿ  取引先担当者の作成、読み取り、更新

Ÿ  お知らせ/活動/メモの表示と編集、Yammer コラボレーション (Yammer ライセンスが必要)、Dynamics 365 モバイル クライアント アプリケーション (iPad、Windows 用) の使用 (Field Service を除く)

Ÿ  Microsoft Excel へのデータのエクスポート、ユーザー レポート/グラフ/ダッシュボードへのアクセス、すべての Dynamics 365 アプリケーションのデータの読み取りアクセス

Ÿ  お客様の声 (VoC) アンケートへの回答

Sales

Ÿ  「共通」ワークロード以外の追加権利なし

Customer Service

Ÿ  従業員セルフサービス: ポータルまたは API 経由のアクセスのみ: 個別サポートのチャットやサポート案件の開始、ナレッジ記事の閲覧

Field Service

Ÿ  追加の権利なし 

Project Service Automation

Ÿ  プロジェクトへの応募、プロジェクトの時間と経費の報告、プロジェクト タスクの更新、プロジェクトの独自リソースのコンピテンシーの更新

Finance and Operations

Ÿ  従業員セルフサービス: 個人情報の記録と更新、時間と経費の更新

Ÿ  マネージャー セルフサービス: 直属の部下の管理、従業員情報の記録と更新

Ÿ  時間/経費/請求書の承認

Ÿ  購買申請/品質管理/部門予算の作成または編集

Ÿ  買掛金勘定確認後支払い処理イベントの閲覧

Ÿ  発注書に連絡担当者として指定されている場合の仕入れ先への対応

Ÿ  生産ラインにおける在庫ニーズへの対応

Ÿ  割り当てられた原価対象の金銭的/非金銭的な価値の監視

Retail

Ÿ  従業員セルフサービス: 個人情報の記録と更新、時間と経費の更新

Ÿ  マネージャー セルフサービス: 直属の部下の管理、従業員情報の記録と更新

Ÿ  時間/経費/請求書の承認

Ÿ  購買申請の作成または編集

Ÿ  店舗または倉庫でのピッキング、入庫、在庫棚卸の実施

推奨事項:

  • 2018 年 10 月のライセンス変更を確認する
  • Microsoft Dynamics 365 ライセンス ガイドを確認して、Team Members の使用権を理解する
  • 2020 リリース ウェーブ 1 プランを確認し、影響を受ける部分を確認する
  • 最新のDocsを確認する(https://docs.microsoft.com/en-us/dynamics365/get-started/team-members-license)*英語

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