Power Apps ポータル: ポータル編集のための Power Platform VS Code 拡張機能 (パブリック プレビュー)
本投稿は米国時間4月7日付の ブログ投稿の日本語抄訳です。内容に齟齬がある場合、原文を正とさせていただきます。
ポータル向けの VS Code 拡張機能に、VS Code を使用してポータルを構成する機能が追加されました。また、組み込みの Liquid 言語である IntelliSense により、VS Code でポータルのインターフェイスをカスタマイズする際、コードの自動補完や入力支援を行えるようになりました。
プレビュー機能
今回のパブリック プレビューでは、次の機能が提供されます。
- VS Code ターミナルでの Power Apps CLI のサポート
- ポータルのファイル アイコンのテーマ
- オートコンプリートのサポート
拡張機能を利用するには?
Power Platform VS Code 拡張機能は、VS Code のマーケットプレース (英語) からインストールできます。
または、[拡張機能] アクティビティ ウィンドウから VS Code にインストールすることも可能です (「Power Platform VS Code Extension」で検索)。この拡張機能は現在、Windows および macOS (.NET Core 5.x が必要) でサポートされています。
Power Platform の VS Code 拡張機能 (英語) をインストールすると、Portals コマンド (英語) から、ポータルのカスタマイズ コンテンツをダウンロードし、この拡張機能を使用してファイルを編集できます。
VS Code ターミナルでの Power Apps CLI のサポート
この拡張機能をインストールすると、最新の Power Platform CLI (別名 pac) をお使いの VS Code ターミナルで利用できるようになります。これにより、VS Code ターミナルから直接 Portals コマンド (英語) (paportal など) を実行し、ポータルのコンテンツのダウンロードおよび変更点のアップロードを行えます。
ポータルのファイル アイコンのテーマ
このポータル向けの VS Code 拡張機能では、ダウンロードしたポータルのコンテンツに含まれている、ファイルとフォルダーを自動的に特定してアイコンを表示します。
オートコンプリートのサポート
Power Platform VS Code 拡張機能は、ポータルの構文を理解し、オートコンプリートに対応します。この機能は現在、限られたシナリオのみに対応していますが、今後のリリースでさらに対応範囲を拡張する予定です。
ヒント: オートコンプリート機能をシームレスに作動させるには、[ファイル] の [自動保存] トグルをオンにして、自動保存を有効にします。
一般提供に向けてフィードバックをお寄せください
皆様からのフィードバックは、今後の機能開発や改善に活用させていただきます。Power Apps のコミュニティ (英語) にご意見をお寄せください。
この拡張機能の詳細は、こちらのドキュメント (英語) を参照してください。
よろしくお願いいたします。
Neeraj Nandwana

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