Power Automate の実績ある手法で RPA の最新化に取り組む
(本投稿は米国時間2022年1月14日付のブログ投稿の日本語抄訳です。内容に齟齬がある場合、原文を正とさせていただきます。)
Microsoft Power Automate のホワイトペーパー「ビジネス リーダー向けロボティック プロセス オートメーション (RPA) 移行ガイド (日本語)」を公開しました。このガイドは、既存の RPA 環境の評価と効果的な移行戦略の策定に役に立つ情報を提供するものです。
従来の RPA ソリューションのほとんどは、サイロ化や拡張が困難といった課題を抱えています。それを解消するには、新しいテクノロジを選んで、自動化するプロセスを洗い出し、最適なアーキテクチャで実装を行うことになりますが、今度はそれが新たなチャレンジとなります。このホワイトペーパーでは、そうした課題を解決し、既存の RPA プラットフォームからデスクトップ向け Power Automate のような最新の RPA プラットフォームに効果的に移行するためのさまざまなアプローチを紹介しています。
このホワイトペーパーは、新しい RPA プラットフォームの選択と移行に関するガイドを提供するために、Cognizant (英語) の協力のもとで作成しました。移行にあたっての戦略や手法に焦点を当てており、どのような RPA プラットフォームに移行するかにかかわらず、参考にしていただけます。移行を検討中のお客様を対象としていますが、新規に RPA を導入しようとしているお客様にもお役立ていただけます。
このホワイトペーパーの一番の目的は、テクノロジ リーダーが RPA 移行プロジェクトを成功に導けるように支援することです。また、より高度な RPA プラットフォームへの移行を検討するにあたり、移行する「理由」と「タイミング」を熟慮していただけるようになっています。さらに、移行が必要との認識を固め、新しいプラットフォームを採用した後に、その実施「方法」を計画するための包括的なツールキットも提供します。このホワイトペーパーの RPA 移行ツールキットのセクションでは、移行時の考慮点について説明しています。また、移行を成功させるためのベスト プラクティスもいくつか紹介しています。
このホワイトペーパーは、エンタープライズ レベルの業務の自動化、最適化、コスト削減を推進する立場の自動化テクノロジ リーダーを対象としています。
ぜひホワイトペーパー「ビジネス リーダー向けロボティック プロセス オートメーション (RPA) 移行ガイド (日本語)」をダウンロードしてご利用ください。
RPA 移行ツールキットのセクションでは、移行アプローチに応じて選択できる、さまざまなパッケージ ツールやサービスを紹介しています。Power Automate への移行を最適化するもので、マイクロソフト製とサードパーティ製の両方のツールがあります。
- Avanade の移行ツールキット: Migrate to Power Automate 12 week implementation (英語)
- Blueprint Software Systems の移行支援サービス: RPA Bot Migration Assistant to Power Automate (英語)
- Cognizant のボット移行ツール、既存 RPA プラットフォームからの移行サービス: RPA Bot Migrator: 8WK Implementation (英語)
- Softomotive の Power Automate への移行ユーティリティ: Process Migrator
また、ここでご紹介した移行ツールやサービスがニーズを満たさない場合は、お客様の RPA 導入パートナー向けに限定的なプライベート プレビュー SDK を用意しています。この SDK を拡張して、お客様のニーズに合う移行ツールを構築していただくことができます。ただし、お客様の RPA パートナーとなる企業は、Microsoft Partner Network (MPN) の現メンバーで、デスクトップ向け Power Automate に精通している必要があります。
今後もベスト プラクティスや新機能についてブログで紹介していきますので、ぜひこまめにチェックして最新情報を入手してください。
皆様の移行が成功するよう応援しています!

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